こういうセンスがあるのでGoogleが好きなのさ(^^:
                    定例になりつつある某ホテルバーでの演奏だが、今年のヴァレンタインズデイは土曜日なのでちょうど演奏日と重なった。
                    バーの開店が8時なので7時半くらいに演奏の準備を始めたら、もうさっそくのお客さんが入ってきた。もちろんカップルで、バーの営業時間はかなり客に合わせて融通が利くので即オープンとなった。ちょっと音を出しておきたかったのだけど、もうそれは出来ない。
                    8時からいつものように最初のステージを始めたら、どんどんカップルが入ってくる。カップルといっても若い男女ばかりを想像してはイケナイ。かなり年配のカップル、中年って感じのカップル、もちろん若いカップルもいるんだけど、中には、んむむむむ、おたくらどゆ関係?って聞きたくなるような、少なくとも年齢バランスの不思議なカップルとか、いろいろなのだ。
                    特筆すべきはこの夜の最初にステージを始めたら、その曲はちょうど”I'm  
                    in the mood for love”だったんだけど、いきなり一組の中年カップルが踊りだしたことだ。
 
                    シンガポールでは同じようなシチュエーションで若い中国人の男女がジャズにあわせて沢山踊り始めてちょっと驚いたのだけど、日本ではさすがに若い人ではなかったがそれでも  
                    Shall we dance?  
                    を目の前でやってくれると演奏してるボクとしても気分がいい。ピアノとデュオの演奏で踊ってくれるわけだから、ダンスしてくれるのならリズムがつまづいたりするのはなんとしても避けなければいけないんだよね。
                    ファーストステージが終わったらあちこちからリクェストが来たりしてまー大変。だってリクェストの中にはジャズもあるが、クラシックから中国民謡(これはバンドが違うんだよなあ(^^:)ロシア民謡にロック系ポップスまで。
                    そのうちの2曲は演奏したが、残りは勘弁してもらうことにした。もっとも演らなかったうちの数曲は今後のためにも譜面を用意しておこうと思った。
                    それからも入れ替わり入れ替わりでたくさんのカップルやグループ客が来てくれて、バーテンダー氏も大忙しの夜だった。