ちょっとバタバタした日が続いたりして、すっかりテキトー日記用のスナップ写真を撮ることを忘れたかのような日々が続いてしまった。"かのような"などという持って廻った言い回しをしたのは、別に忘れていたわけではないからなのだけど、こういうのはしばらく撮らないとずっと撮らないという傾向があるみたいだ。
とはいっても日記用のネタが無いわけではなくて、むしろ先月の月末から今月アタマにかけては、いろいろと面白いハナシもあったのだけど、う〜む、時間が経ってしまうと”ナンだっけ?”になってしまうのはミュージシャン気質か?
(註:音はいったん鳴ってしまうとそれはもう過去のもので、アドリブソロで歌っていくというのは、過去にとらわれることなくどんどん未来を切り開いていく作業なのだ、、みたいなハナシね。>ミュージシャン気質)
でいろいろあった中でも日記に残しておこうと思うのは、、、そうだ、久しぶりに映画館で映画を観た。日本映画で「この世の外へ
クラブ進駐軍」という、戦後直後の在日米軍キャンプとそこのクラブで演奏する日本人ジャズメンのハナシだ。
映画としてはあまりパッとしない印象だったけど、当時の様子がよく再現されているらしく、実際に米軍のキャンプ廻りをやった元ミュージシャンに言わせると、「基地内外の様子、クラブや楽屋の再現が、そっくり!」なんだそうだ。
ボクはもう一世代後なので、直接米軍キャンプのことは知らないが、それでも神奈川県にはまだ元米軍将校の住んでいた”ハウス”と呼ばれた建物があったし、キャバレーバンドなどでのバンマスは米軍キャンプ廻りをしててミュージシャンになったというような人たちだった。なのでハナシはいろいろ聞いてるし、そういう意味ではボクにとっても懐かしいハナシの映画だった。
明日はボクも”All the things you are”を演ろうっと(^^:。