公民館の放送アンテナを見上げながら
ところでマイブームの屋外読書だがハナシがだんだんと佳境に入ってきていて早く続きが読みたいのだ。最初は自転車小僧をしたくてついでに出先で読むということで始めたのだが、今や屋外読書をしたいので自転車で出かけるという風に完全に切り替わっているのだ。
なのでここはいつもの”近場のお気に入り”で読もうと自転車してみれば、水辺で日陰の涼しいベンチはおじさん3人連れの社交場と化していて近寄れない。
ならばそこの近くにある屋根つきの休憩所風の東屋はどうだと狙いを変えてみたら、そっちはカップルが膝枕しながら談笑中でこれもあまり近づきたくはない。女性は美人だったぞ。
3kmほど離れた内宮あたりなら涼しそうな読書場所があるのじゃないかと思いそっちまで走る。で着いてみれば、、、暑い!とてもじゃないが涼しげなんて場所はない。なので水を買ってそのまま峠方面の山道に入る。しかしこの道は走りなれているから知ってるんだけど、どこにも読書向きの場所なんてないぞ。渓谷は涼しげだけど道路から川面まで下りる道がない。たまにあっても人家の裏だったりするし。
結局山道を8kmほど入ったところにあるその辺りで唯一の公共施設である公民館の前庭の日陰でやっと読書できた。1時間ほどかけて「パリは燃えているか?」上巻読了。気がつけば<ホーホケキョ>の声がうるさいほど近くで鳴いていた。