開幕直前に禁断のカメラ撮影(^^ゞ
久しぶりにオペラ鑑賞。どのくらい久しぶりかというと前回が去年の6月に観た「アイーダ」だったので、ええと、1年と4ヶ月ぶりに観たことになる。ともにヴェルディのオペラだが前回はチェコ国立ブルノ歌劇場で今回は毎度お馴染みのハンガリー国立歌劇場によるものだ。
前回の「アイーダ」ではJリーグ応援歌?にもなっている例のメロディが有名だったが、今回の「リゴレット」では大ヒットの「女心の歌」が有名だとのこと。はて?どんなメロディの曲だろうと期待していたら、ああ、ああ、あれか!(←disque:2の12曲目
'La Donna E Mobile' )
いかにも陽気なイタリアオペラな感じがよく出ていてボクも大好きなメロディの曲だったので、これを熱唱した主役のテノールには拍手を惜しまない。ブラボーだ。
全くヴェルディはヒット曲メーカーだなあ。さしずめ19世紀のイタリアのコール・ポーターとかジョージ・ガーシュインってところだろう。
ところでボクがオペラを観にいくようになったのは2000年からで今回が6作目なのだが最近気が付いたことがある。それは年々観に来ている観客の服装がどんどんカジュアルになってきているということ。
今回も大ホールにほぼ満席の状態なので1500人以上入っているはずだが着物の女性は二人だけ。それでもまだ女性はドレスアップしている人もチラホラ見かけるのだが、それに比べて男性はサイテーだね。
まだスーツやジャケット着ている人はいいとして半袖のポロシャツや中には犬の散歩途中ですか?と聞きたくなるようなラフな格好で来ている人もいてちょっとがっかりさせられる。ボクが初めて行った4年前にはタキシード着ていったんだけどボク以外にもタキシードの男性はいたし着物の女性ももっと多かったし今よりは皆さんそれぞれにドレスアップしていた。
なんでもカジュアル化するのは問題あるよなあ。TPOって言葉を復活させたいと思うボクなのだった。