*** テキトー日記 ***

(2004/11/21)

久しぶりの長距離サイクリング

一人ツアーなのでセルフポートレイト

あっちにも書いたけどここ数日の青空は素晴らしい。しかも今週の日曜日は朝からなにも予定がない。こんな良いお天気なのだから一月以上乗ってなかった自転車しよう!と自転車仲間に連絡を取るがそれぞれ都合が合わず、まぁ別に一人で走るのは嫌いじゃないので朝8時に自宅を出る。

どんどん西に走りまずは第一給水ポイントの五桂池。評判になっている相可高校調理部が運営する食堂はまだ開店準備をしている。その後ろには大きな鉄骨が組み上がってきていて来春には本格的なレストランを運営するとのことだ。シェフ姿の男性がテーブルを拭いて開店準備をしていたが、あれは高校生なんだよねえ?、なかなか堂に入った仕草だ。プロっぽいともいえる。

さてその後は丹生大師前を通過し勢和村の役場で給水しようと思ったら日曜日なのに駐車場はクルマでいっぱい。あららら?と思えば検診の大型バスが何台も来ていてきっと健康診断の日だったんだろう。ウワサのマンモグラフィ車という専用車もあったぞ。

ずんずんと西へ走る。約40km地点の飯高道の駅が第三給水ポイントだ。ここまでは順調に走ってこれた。ところがこの先にある田引トンネルを出たとたん空は曇り気温は下がり強い向かい風となる。

クッソー、ここまで来たのになあと思いつつ前へ前へと漕ぎ続ける。そこから先に約20km走って蓮ダムを目指す。アタマの中を昼食どうしようという考えがチラチラするのだがこの辺りに店屋とかコンビニとかは一軒も無い。たぶん粥見のサークルKからこっちは奈良県まで行ってもコンビニは無いと思う。

そんな中、頼りになるのが奥香肌峡の手前の集落である森地区に唯一の「香肌スーパー」だ。しかしここは食材はあってもすぐに食べられるようなものが少ない。アジフライとかはあるのだけど、どうもね。なので牛乳とあんぱんとウィダーゼリーを仕入れてそのスーパーの袋を自転車のハンドルにぶら下げて(なんて格好だ)そこから数キロ先の蓮ダムを目指す。これはもうサイクリングなどというスタイリッシュなものでもなんでもなく完全に近所のおっさん風情だ。はははは

家を出て3時間後の午前11時、走行距離64kmで無事にダムへ着いた。最後のダム堰堤まで登る急坂道には泣かされたけどね。ここで付近の観光案内板を見ながらあんぱんと牛乳で簡易昼食とする。しかし空は曇り風は強く気温は、、多分10度あるかないかだと思う、、なので走っている時ならばともかくベンチに座って冷たい牛乳を飲んでいると体感温度も寒いが心感気分も寒い^^ゞ。

なのでさっさと折り返すことにする。なんだかんだ言いながらもここまでジリジリと高度を上げてきているので帰り道は基本的に下り基調だ。しかし同じ道を帰るのも面白くないので思いつきで途中から南に折れ湯谷峠を目指す。この辺りから再び良い天気になってきたが「ただいまの気温は13度」という表示があった。

この峠道は初めてなのだが結構気に入った。なんというか登ってる最中の景色がいかにもヒルクライム気分を満喫させてくれる。傾斜もありワインディングロードなのだが路面は綺麗でしかも通行量は無いに等しい。しかも山肌に沿ってウネウネと登ってきているのが見える。峠のピークは湯谷トンネルだ。

トンネルを出て反対側をぐんぐんとスピードを上げて快調に下ればそこは宮川村。今年の台風で大きな被害がでた山村だ。ここからR42を目指すが復旧はまだ終わってなくて道路のあちこちが通行止めになっているのでその都度迂回を余儀なくされる。

ダムを出てから一度も休憩していないのでどこかで休憩したいと思いながらも適地が見つからず結局2時間走り続けて大台のサークルKでやっと次の補給をする。ここまでくると完全に平地の気温、風、天気といった感じで走っていると暑いくらいだ。

その後はR42を避けて大台打見線を選ぶがここも台風の影響で途中が通行止めで迂回が必要となったりする。七保から大台、大宮、度会と走り午後3時に帰着した。

本日の走行距離は142km 実走行時間(車輪が廻っていた積算時間)は6時間ちょうど。最高速度は60km/hだった。

あーーー面白かった!

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