祝日には国旗掲揚を欠かさないご近所さん
ゴールデンウィークど真ん中の3連続祝日が始まった。今日は憲法記念日ということで新聞には憲法9条の改正問題が大きく取り上げられていた。
戦争の放棄をはっきりと明記した国際的にも珍しく貴重な今の憲法だが、自衛隊の活動を考えると足かせになっていて現実と理想との乖離が大きくなっていることも事実だろう。
あらゆる場面で境界領域が問題になってきている。知的財産権とも言われる著作権の問題などもそうだろう。またそうした解釈のことだけでなく実際に国家間の領土領海問題なども最近クローズアップされてきている。
白と黒の境界線を大写しに考えると、これは白から始まって限りないグラデーションのグレーゾーンがあってやがて気が付くと黒になっている。このグレーゾーンをどこまでが白でどこからが黒であると明文化したいということなのではないか。
最近は日が暮れるのが一段と遅くなってきたが、もし何時何分までが昼で何時何分から夜ですと決まったとしても感覚的にはきっと違和感があるだろう。
白黒二値式のデジタルではなくその間にグラデーショナルなグレーゾーンが含まれることをデジタル的に明記する方法はないものだろうか?
そんなことをこの日の丸の国旗がゆらめくの見ながら思ったりした。