阿児磯部鳥羽ライン
快晴の連休中日、ボクもまったくのオフ日なので朝からサイクリングにでた。最近はいつも山のほうへ走っていて峠狙いが多かったのだけど今回は五月晴れの素晴らしい天気の中を潮風に吹かれながら走る海沿いのコースを考えた。
朝8時に自宅を出て朝熊道を鳥羽へ。連休中の伊勢志摩国立公園だがこの山沿いの抜け道はクルマが少ないし路面の状態は良好なので気持ちよく走れる。鳥羽市の標識がある地点から始まる急坂では本日の最高速度をマークした。
そのまま鳥羽商船の裏を抜け鳥羽の中心街へ。そこから安楽島方面へ走る。結構アップダウンがあってやがてエクシブ鳥羽前を通過。この辺りがだいたい20km地点。そのままパールロードへ進入する。ここまでは以前、鳥羽展望台までMTBで走った時と同じルートなのだが今回はその先をパールロードと別れ海沿いの集落を結ぶ県道750号、別名・阿児磯部鳥羽線を走る。
この道が大変気持ちいい。海沿いルートのはずなのにまるでいつもの剣峠へ向かう山道にそっくりなのだ。違いは進行方向左側が剣峠ならばいつも谷川なのだが今回はいつも海が見え隠れしていて磯の香りが漂ってくることなのだ。これがまた素晴らしく気持ちがよい。
本浦(もとうら)から石鏡(いじか)を経由し国崎(くざき)の素晴らしい海岸景色を見ながら相差(おうさつ)、畔蛸(あだこ)を通ってパールロードへの進入路まで坂を登って(これがけっこうキツかった)、松尾のところで国道に戻りそのまま鳥羽へ。
鳥羽の中心街に入る辺りで連休ならではの大渋滞が始まっていて、でも自転車はスイスイとクルマの列を追い抜いていき、やがてさっき来た道を再び折り返して帰ってきたのだが最後に朝飛ばして下った坂道を今度は登るのだが、これが数十キロ走った体には結構こたえてヨロヨロと情けない登りになってしまった。
ひとつ面白かったのは相差から松尾の間でフェラーリに抜かれた。そりゃそうだ。しかし鳥羽の渋滞とボクは裏道を来たことで、最後の朝熊道でも再び同じフェラーリに抜かれることになった。きっと向こうは驚いたんじゃないかな。
本日の走行距離70km、乗車時間3時間12分、最高速度65km/h、だった。