1300席の伊勢市立ホールだ
今日のフリーアルバイターのボクは某企業組合主催によるイベントショーのバックスタッフだ。会場はご覧の市立ホール。場所はわが町の駅前にある。
今日のイベントの内容はキャラクターショーに歌にお笑いにマジックに物まねと、幅広い客層を考慮したものだが、家族慰安会としての性質も兼ね備えているため圧倒的にお子ちゃまパワーが強い。
マジレンジャーのショーのあとはロビーにてサイン/握手会となるのだが、ここでのお子様たちは本当に嬉しそうに握手してもらっている。なんのてらいもない。見ているこっちまで笑顔になる。
でもそれと同時にこんなナントカ戦隊のショーを観ていると、いくら相手が怪獣や悪の化身だとしてもトーだのターだのと言いながら殴る蹴るを正当化してもいいのだろうか?という気がしないでもない。結局これは暴力礼賛なんじゃないか?あるいは正義という名の、片側の世界の価値観で反対側の世界観を踏みにじる行為を奨励しているのじゃないか?
アメリカがテロ制圧を名目に一部のアラブ世界を力でねじ伏せているというのと、悪の化身と戦うナントカレンジャーのショーと基本的には同じ構図なんじゃないか?
どうもマイケル・ムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」を観た影響か、そんなことを感じてしまった。