とがっているのが好きなタイ風建築。おまけになんにでも金箔だ。
短期間だけどタイに旅行してきたのでそのハナシをしましょう。今回タイ旅行の滞在ホテルをデラックスコースにしたらペニンシュラだったのだけど、ハイシーズン前(つまり日本の観光客が夏休みに入る前のことだと思う)でもあったので予定より3ランク上のデラックススイートに泊まることができた。部屋は2.5部屋くらいありめちゃくちゃ豪華。洗面台は3つ、トイレも2つ、寝室も広い。
入ってすぐの書斎風ウッドフロアに続くリビングはこんな感じ。
翌朝このカーテンを開けてみれば、目の前に広がるチャオプラヤ河。昔は学校でメナム河と習ったけど今はそう呼ばない。
”あれは何だ?答え⇒カンガルー”のハナシと似ていて、つまりあれは何だ?答え⇒メナム、なのでメナム河と呼ばれるようになったのだが実はメナムは河の意味。だからメナム河では河河となってしまう。固有名詞としての名称はチャオプラヤなのでありました。知らなかったなあ。
この川岸に面したホテルのテラスにてコロニアル気分で優雅に朝食を摂り、午前中はバンコク市内の王宮やお寺の観光。
タイ寺院っていうと、こういうのや、、、、こういう感じね。
王宮ではちょうど衛兵交代の時間で、その行進をパチリ。英国風だと思ったらそれもそのはず。タイのクルマは右側ハンドル、左側通行とこれも日本と同じ英国式。クルマの8割以上が日本車で、ここでは三菱のトラックや乗用車もまだまだ人気だったぞ。
午後からは数十キロ郊外にある古都アユタヤの遺跡群を観光。
市内のお寺はタイ風建築でなんでもとがっていてキンキラなのだが世界遺産にもなっているアユタヤの古都はビルマ風といおうかちょっと違う。つい気分が出て思わず「帰らないのか!水島上等兵!」とどなってしまった。(もちろんうそ)
観光付きのパックツアーは初めてなのだけど、まぁ盛り沢山のスケジュールをどうにかこなし、やっとホテルに帰ったのが夜の9時半。ちょいと身づくろいを済ませそのままホテルバーに行くとやってるやってる。ここで弾き語りをやっていたヘンリーとたちまち仲良くなって意気投合。彼が伴奏してボクがスキャットしたりして、どうせ取り上げる曲は国が違ってもほとんど同じ。”TAKE5”でボクのスキャットに驚いていたようだが、そりゃそうだよ。あれは元々ポールデスモンドのアドリブメロディだもの。はははは。ヘンリーは1974年からプロフェッショナルで始めたという52歳。ミュージシャン一家の育ちなのだけど彼のスタートはクラシックのピアニストとしてだったそうだ。向こうもすぐにボクがミュージシャンかなんかだろうと思ったと言っていた。調子よく合わせただけかもしれないけど本当だとすれば嬉しい。
彼の写真は手ぶれがひどかったので掲載断念。代わりにペニンシュラ・バンコクのThe
BAR(これがこのバーの正式名称=まんまやないか)がオリジナルで始めたモヒートならぬThaijoto(タイジョート)というハーブだらけのカクテルの写真だ。カクテルを作るのにスリコギが必要という驚きのカクテルで、これからペニンシュラ・バンコクの名物にしたいらしい。ちょうどラッフルズのシンガポールスリングのように。