ちょっとサボりすぎてしまったテキトー絵日記だが、本日は超久々の長距離サイクリングに行ってきた。サイクリング自体も久々なのだが、100kmを越えるロングライドは超久々。おまけに途中での峠越えも超久々。
今回は単独行ではなくてボクのビデオ師匠のS田さんと一緒にツーリングしたのだが彼の自転車はMTBフレーム、MTBコンポに700cホイールというクロスバイク。これで今回のツーリングを一緒に走行したのだからスゴイものだと思う。
ボクは愛用のロードレーサーで今回はタイヤを新たに履き替えた。白いサイドウォールが美しいほっそりとした(20cだ)レーシングタイヤだ。これがなかなかゴキゲンで、加速性能は素晴らしく、転がりも軽い、スピードも出る、登坂OK、という優れものなのだ。20cというタイヤが全てこのような走り心地なのかどうか知らないのだけど、とにかくボクはいっぺんでこのタイヤが気に入ってしまった。ちなみにもうすぐ廃版になるので(すでになった?)バーゲンで出ていたVittoriaのRUBINIO
PROというタイヤだ。これいいですぜい。
さて今回のルートはいつもの五桂池を南下して宮川沿いに大台まで走り、そこから去年の台風被害で有名になった宮川村へ入り、さらに湯谷峠を北上して飯高に出てR166を帰ってくるというもの。帰りのコースをどう取るかで総走行距離は違うのだが最長で150kmという予想だった。
朝8時に市内を出発。この段階では日差しもあった。ただ風が強そうな予感はあった。やがて郊外に出るとその予想は間違っておらず、強い北西の風が右前方から吹き付けてくるようになった。しかも次第に日差しは無くなって空一面が雲に覆われた天気となってきた。それに伴い体感温度がぐんぐん下がっていく。しかしそれでも朝一番の乗り始めだからなんとか元気に風に向かっていった。でもしかしあれが自分一人だったらもう途中で止めたかもしれない。こういう時、ツーリングパートナーが居ると心強いものだ。
しかし体感温度の低下はなんとかなるものではなく、大台のサークルKで燃料補給の際はTシャツも買い込んでトイレで着替えた。じゃなくて着増した。一応冬用の自転車ジャージを着ていたのだが、この寒さに2枚着ただけではおバカなことだった。これで3枚着たことになるので峠もなんとかなるだろう。
と思いつつ宮川村に入り、例の台風被害で有名になった山の斜面の崩落現場を見上げながら通過し(まだ盛大に修復工事中だったが、通行は出来るまでになっている)、やがて湯谷峠入り口に差し掛かる。
この峠は道路が谷を回りこみながら豪快にスラロームしていく様子を見ながら走れるのでボクの好きなルートなのだが、こうも風が強いと、こうも日差しが無く気温が低いと(山間部は平野部以上に風が強く気温も低いのだった)、ただもう一所懸命に走るのみで景色がどうこうという余裕がなくなる。
そんな峠道を南側から登り頂上にある写真のトンネルをくぐるとあとはもうひたすらの下りが待っているのだが、今日の場合、これがとっても寒い。漕がずに40km/h以上出てしまう山間部の北側斜面というのは思いっきり寒いのだった。
どうにか峠を降りてそのままR166を松阪方面へ下る。このルートも部分的には上りもあるのだが基本的には奈良県境の高見峠から多気辺りまでずっと下りだ。つまりあまり漕がずに走れる。ということは、またしても寒い条件が重なる。
飯南まで来たのでそこから南下することにして勢和を抜け丹生経由で玉城の真ん中を通って帰ってきた。結局本日の走行距離は130kmだった。久しぶりの100kmオーバーで、しかも途中に峠越え付き。こういうルートを一緒に走ってくれる友は少ない(^^ゞので、S田さんに感謝。また違うルート行きましょうネ。
あそうそう、せっかく山間部に入ったのですが、この時期でもまだほとんど紅葉が見られませんでした。ホンのちょっぴり色づいたって感じで山々はまだ緑でした。