今日はミニベロ(ルイガノMV-1)を使って京都をぐるっとポタリングするという企画で走ってきました。あ、京都往復は自転車ではありません。近鉄電車ですけどね(^^ゞ。
自転車で京都駅から走りだすと、東西本願寺、三十三間堂、清水寺、八坂神社、知恩院、青蓮院、南禅寺、銀閣寺、など京都の東山区から左京区にかけての観光有名所が簡単に行き来できます。ホントに自転車だと「え?もう着いたの?なんだ、こんなに近いんだ!」って感じです。先月の奈良といい今回の京都といい観光地は自転車で回るに限りますね。
しかし京都に関してはちょっとタイヘンな問題もあって、それは人の多さです。人といってもそこで働いている人とか居住している人のことではありません。京都は平日でも観光客がめちゃくちゃ多い。そういう意味では自転車といえどなかなか簡単には走れません。よって京都の場合はサイクリングにはならず必然的にポタリング(自転車散歩)ということになってしまいます。
しかしです、京都の地図を眺めて観光の日帰り旅行に出かけたとしますね。駅からバスを使って、あとは歩くわけです。あちこち店をひやかしながら歩いたりすれば、そうですね、まぁ3ヶ所も回れば帰りはくたびれた足取りとなることでしょう。
それが自転車だとスーイスイ、全然疲れない、場合によってはタクシーよりは早い。狭い道(石塀小路とか)も平気で走れちゃう。しかしあそこは狭いんですよねえ、感激してしまうほどの狭い道幅だった。どこかのお屋敷の中に入る入り口かと思ったられっきとした通路なんだものなあ。
あとはやっぱり白川沿いが風情があります。それから宮川町通りで大勢のカメラマンがぞろぞろと行くなあと思ってその先を見れば本物の舞妓さんがお茶屋さんに帰ってきたところでした。本物の舞妓はんはホンマに綺麗どすなあ、レンタル衣装着せてもーたアマチュア舞妓はん(これがまたどっさりいます)とはえらい違いや。円山公園付近にぞろぞろいたぞ。
京都の市外図を見てざっと右半分を回ってきたのですが、実際の観光地(なんとか寺とか)そのものはパスして遠くから景観だけ眺めながらサイクリング、じゃなくて、ポタリングを楽しんできた一日でした。
あそれから京都の道も十分に狭いほうですが、京都のクルマは自転車に優しいです。なんか自転車の存在を認めてるというか自転車が沢山走ることに慣れているというか。特にタクシーなんか非常に自転車に優しい。運転者の気持ちっていうのは自転車で走っているとよく分かりますからね。