この辺りでは紅葉の時期が一番美しいとされている曹洞宗の廣泰寺に奥さんとサイクリングをかねて出かけた。本当なら先々週辺りに行く予定だったのだけどお互いの週末の都合が合わなくて今日になってしまった。廣泰寺は近隣の玉城町にあって片道10km程度なのでポタリングのつもりでちょうど良い。
幸いに今日はお天気も良いし気温もそんなに寒くはない。でもしかし12月をなめてはいけません。家を出てからずっと向かい風。今日はずいぶんと穏やかに見えたのだけど実際に自転車で走ってみるとなかなか手ごわい向かい風なのだった。特に玉城町の左右に畑が広がる間の一本道では何もさえぎるものがないから風も一段と強く吹く。どのくらい強いかというと、同じ道を帰る時になって全く漕がないのに自転車は時速26kmで走り続けるのでした。ちょっと驚いた。実際は坂道なのか？とも思ってしまった。そのくらいなにも漕がなくても進む。それも時速26kmですぜい。恐るべし（/楽チンだ）冬の向かい風（/送り風）。
ところで肝心の廣泰寺は本当ならいろんな種類のカエデやモミジがあって赤、紅、朱、に黄色が混じってとても綺麗な庭園のはずなのだが、残念ながら今年はもうほとんど全て終わっていた。写真に撮ったのはそんな中でかろうじてまだ紅葉していた一本なのだった。しかしこれも良く見ると赤が抜け始めて茶色に成りかかっている。
帰りはそのまま郊外の大型電気店に寄ってタッパウェア（みたいなの）を貰い（くれるって言うんだもの）、ついでにラジカセを買って、さらに別のスーパーに寄って今夜の鍋の材料を買って最後には虎屋のういろうまで買うというオマケつき荷物満載のポタリングとなった。
