*** テキトー絵日記 ***

(2006/04/29)


アーティフィシャル

美しいけどね

結婚式場というのは様々なギミックに満ち溢れている。まずはチャペルがそう。教会風だけどどこのどの宗派にも属していない。だいたい宗教施設ですらない。チャペルの先端には十字架があったりするが、といってカトリックでもなくファーザーは牧師と呼ばれるが、だからといってプロテスタントでもない。

バンケットはハウス風だったりガーデン形式だったりするが実際のところは宴会場に過ぎない。畳の宴会場がフロアとテーブルに替わっただけだ。いくらフルコースのディナーが出ても結局はビールの注ぎあいをしてるのだからね。

近頃は皆さん写真好きで撮るのもお好きのようだが自分が撮られるのもお好きみたいだ。なので披露宴とは写真を撮る/撮ってもらうセット会場って感じが強い。あれ撮った後はどうしてるんだろうか?特にケータイで撮るような場合はいつまで保存してるのかなあ?どうも写真を撮りましたという事実のほうが大事なことになっているような気がする。

それから新郎新婦のご両親の衣装だけど、父親は必ずモーニングという洋装、なのに母親はなぜか黒紋付。みんな当然のようにこれを見てますがボクはなぜか違和感を持ってしまう。父親も羽織袴で黒紋付と合わせた和風両親とか、母親もイブニングドレスを着た洋装両親とかのほうが自然じゃないかい?

結局は和洋折衷が日本的ということなのか。しかしイブニングドレスを着てさまになる母親っていうのも、、、あんまり多くは居無さそうだ。この辺がポイントなのかも。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく