*** テキトー絵日記 ***

(2006/05/10)


確かに”資源”ゴミだった

曇りの日は静物だな

駅裏を歩いていたら資源ゴミの集積場所に沢山の写真雑誌がまとめて捨ててあった。通称ポンカメと言われる日本カメラ、これの1980年頃からの数年分がだいたい一年分ずつヒモで結わえられて捨ててあった。

ゴミ扱いとはいっても資源ゴミとして新聞雑誌ダンボールなどだけの回収日なので本としては綺麗なものだ。一体誰が捨てたのだろうと辺りを見回すと近所にS写真館というのがあったからきっとあそこの人が捨てたんだろう。とりあえずヒモでくくられた一束(1年分くらい)を抱えてボクのアジトに向かった。

ヒモをほどいてその写真月刊誌をパラパラ見ていたんだけど、これがなかなか面白い。1980年っていうとまだ竹の子族なんかも被写体になっていたりする。これはボクもさんざん原宿で撮った覚えがある。それにレトロとまでは言わないが写真には25年前の世相が写しこまれていたりする。

もういちどゴミ集積場まで戻ってさらに両手に2抱え分、っていうとだいたいあと2年分くらいを拾ってきた。雑誌の写真はもちろんだが広告までもがあの時代のものなので妙に面白い。ペンタックスの新機種がLXって言ってた頃のものだ。そうか、当時は直進ズームが人気だったんだなあ(遠い目)、なんてね。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく