*** テキトー絵日記 ***

(2006/05/16)


植田正治

グラフィカルな写真はグラフィカルに飾ろう

拾ってきた約3年分ほどの写真月刊誌を毎日少しずつ鑑賞しているのだけど、気に入った写真は切り取ってファイルブックに保管している。数はまだそんなに無いのだけど80年代に「視風景」と題したシリーズでの植田正治の写真がとてもいいので額を買ってきて写真を自室の壁に飾った。自室の壁にクギを打ったのはこれが初めてだ。

「私風景」というのは荒木経惟で、この「視風景」の植田正治とは写真の方向が全然違うのだけど、ボクにとっては方向が正反対の二人の写真がとても好きだ。例えていうとフリーブローで切り込むサックスのソロも好きだけど、内声部の動きまでを計算したクールなブロックサウンドのピアノソロも好きって感じ。

この写真が1983年くらいのもので、植田正治は1913年生まれだから70歳くらいの時の写真。瑞々しい感性は年齢でそう簡単に衰えるものではないようですね。同じようにボクの好きなヘルムート・ニュートンに至っては90歳でも現役でしたしね。見習いたいものだ。

この額もちょっとポップでお洒落でしょ?この写真の色調によく合ってると思うんだけど。今日びの百均もなかなかあなどれませんねえ。

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