昨夜から例のダ・ヴィンチ・コードの文庫本を読み始めた。むむむ!なんだこれ!というのは最近この手の娯楽小説を読んでいなかったせいだと思うのだけど、無茶苦茶読みやすい。ハナシが面白いということもあるが、原作そのものが小説というよりこの段階ですでに映画のようなカット割が出来ている感じだ。なので映画を文字で読むみたいな感じがあってすらすら読めてしまう。おまけにこの文庫本は文字が大きくないかい?、、いやそんなことはないか。だとしたら文字間のスペースが微妙に大きくない?本当なら上下の二巻で収まるところを無理やり上中下の三巻にした、、っていう気がしないでもない。
午前中に上巻をを読み終えたので昼食後は気分を変えてどこか外で読もうと思い外宮の勾玉池に向かった。池の風をそよそよと受けつつベンチで読書したら気持ち良さそうと思ったからだ。
行ってみれば「ただいま菖蒲園公開中」とのこと。普段は入れない池の中の花園に架け橋が渡してあって中に入れるようになっている。これは撮影するでしょうと何枚か撮ってその後ベンチで中巻を読み始めた。
「イー、アール、サン」というお馴染みの中国語が聞こえてきたので本から目を離し頭を上げると、菖蒲園の中で若い中国人のお譲さんが二人、互いに記念撮影をしていた。こういう場合日本だとすっかり「はい、チーズ」がポピュラーになっているけど世界標準では各国語の「イチ、ニ、サン」が優勢なのかな?と思ったりした。外での読書は気持ちが良い。94ページ読んで腰を上げた。