いやぁ昨夜から夜半にかけてすごい風雨だった。ちょっとした台風並みの悪天候。その代わり今朝起きてみれば曇りの天気予報とは裏腹に青空が見えている。するとつい空のほうを向いたショットを撮ってしまう。青空が好きなのは人間として、いや動物としてのDNAに刷り込まれているのだろうか。
「ダ・ヴィンチ・コード」全三巻を読了した。壮大なという形容詞の付いた書評を読んでいたのでもっと違う広がりかたをするのかと予想していたのだけど、確かに時間軸的には壮大かもしれないが現代的な話題のサスペンスとしてはコンパクトな側面も感じたし、話しの展開にちょっと都合よすぎるんじゃないかと思った部分もあったが総じてまあまあ面白い本だった。
さて読書のほうは次が控えていてそれはなんとハイデッガーによるニーチェ本でタイトルがまさしく「ニーチェ」、副題が「美と永遠回帰」というもの。これは難解だぞ。ハイデッガーという人の著作は難解さで定評があるとのこと。しかしこの本は講義録をテーマごとにまとめたものなのでハイデッガーの著作の中ではとても読みやすいものらしい。とはいってもモノがモノですしねえ、思想書なので「ダ・ヴィンチ・コード」みたいには行かないゾ。覚悟しないと。