*** テキトー絵日記 ***

(2006/07/29)


黄昏

黄昏というより青昏(←こんな字はないけど)

この時間帯、まだ肉眼ではかなり明るいがとっくに日は落ちている。近所の神社から聴こえてくる蝉の合唱もピタッと止んで、ときどきジェット旅客機が着陸態勢に入った独特の金属音を立てながらセントレア目指して上空を低空で通過していく。翼端や尾灯が点滅していて見上げていると旅愁みたいなものが湧き立つ。

もともと飛行機を見るのは好きで関東在住の頃は何度か羽田空港へ遊びにいったりしていた。当時はまだ成田空港が開港する前ので、羽田が首都圏唯一の国際空港だったから、空港内は外国の雰囲気がいっぱいあって制服姿の各社のクルーなどを見たり、空港独特の英語アナウンスに浸ったりするのは好きだった。

飛行機の機体そのものを見るのも好きで航空各社による機体ペインティングの違いなども楽しく眺めたものだった。もっとも去年初めてジャンボ(B747)に乗ったのだけど、機内、特にシートの下廻りとか床と壁の接合部あたりとかをよくよくみれば「これはアエロフロートの旧爆撃機の改造旅客機か?」というほど安普請だった。JAL機だったけど、きっと機体が古かったんだろうね。

それはまあともかく、飛行機って見てるだけでも非日常気分に浸れて好きだなあ。もちろん乗るほうがもっと好きだけどね。

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