*** テキトー絵日記 ***

(2006/08/07)


美術書鑑賞

青空写真が好き

昨日ブックオフで格安ゲットした大判の美術書が大変面白い。時代を追ってまずは18世紀から19世紀にかけてのVolVから鑑賞し始めた。この巻は題して「近代絵画の黎明」という内容だ。ちなみに次のVolWは「写実主義と印象主義」で最後のVolXが「後期印象派と世紀末絵画」となっている。

でその近代絵画の幕開けはゴヤの特集から始まる。例の裸と着衣の二枚のマハの絵で有名なゴヤだが、ボクにはあの絵よりも「我が子を食らうサトゥルヌス」やナポレオン軍による民衆の銃殺を描いた「1808年5月3日の銃殺」などのほうが興味深い。ゴヤの絵は多くがプラド美術館に所蔵されているようで、9月にマドリードに行った際にはぜひこれらの実物を観てこようと思う。

この本は大判な上に一冊が120ページ以上あって解説も豊富なのでまだダヴィッドやアングルのところまでしか鑑賞していない。次がジェリコー、ドラクロアで後半にミレーやコローなどバルビゾン派、それからこの時期のドイツ絵画、イギリス絵画が収録されている。イギリス絵画ではターナーが好きだな。でも知らない絵もいっぱいあるからじっくりと鑑賞してみよう。

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