前回に作ったフォトブック春号が今年の3月から5月の写真日記だったので今回の夏号はそれ以降の6月から8月、というか昨日までを対象として写真を選ぶことにした。
写真日記という言葉通り、基本的に毎日撮影していて、しかも写真を見ればその時その場所にいたという記憶がよみがえってくるので撮影者のボクとしてはどの写真を見ても面白い。けれどそれではあまりにプライヴェートなままなので少しは客観的な目も意識するようにして編集をした。
ちょっと気が付いたのは空を撮った写真が多いことだ。雲ひとつ無く一面に広がる濃紺の空なんていうのも好きだし、その紺色と対比するように浮かんだ白い雲というのも好きだ。さらには空そのものじゃなくとも空をバックにした○○という写真も好きなので、こうして見返してみるとずいぶん空の写真が多いってことになる。
三ヶ月の間に撮った写真から約30枚を選んでフォトブックにするわけだけど、この取捨選択の作業というのもなかなかに面白いものだ。もしページ数がいくらでも余裕があって選んだ写真を全部掲載できるとしたら、、、やっぱりそれでは冗長なものになってしまうだろうと思う。制約があるからこそ何がしかのエッセンシャルな思いというか、撮影者であるボクの気分がにじみ出たりする可能性も生まれたりするのだろう。