二日目は朝5時に目覚めてしまった。前日ガイドさんから「明日の朝、時差の関係で早朝に目覚めてしまう方もいらっしゃると思いますが、暗いうちにホテルの外に出るのは治安の関係でお薦めできません。」という言葉を思い出しながら、まあホテルの近所ならよかろうと思いホテルの周りをワンブロック分だけ一周してみる。日の出は８時頃なので朝五時といっても充分に夜中っぽい。しかしホテルの近所を歩いてみただけなのだけど、これだけでもコロニアル風の邸宅あり、装飾をほどこした古いアパートありで、普通の建物が充分鑑賞価値ありのように思えた。
午前中はプラド美術館とソフィア王妃アートセンターを見学。内容はプラドはゴヤ、ベラスケス、エル・グレコの三大巨匠で有名なところだが、実際に観たボクの感想では、むしろピカソやミロ、ダリなどの近代美術を収蔵するソフィア王妃アートセンターのほうが感動があった。ただしここでの”聞いてないよお〜！”は前日までのピカソ特別展の片付けのためゲルニカが観れなかったことだ。これは旅行社の方でも大変恐縮していたが、まさか扉一枚挟んで中に本物があるという場所で絵葉書を見ながら絵の説明を受けるとは思ってもみなかった。やれやれ。
着衣のマハと裸のマハ
（裸のほうを描きたいために着衣のほうも描いたらしい、、分かるぞ(^^ゞ）
午後はマドリッドから１００キロ弱北のセゴビアで2000念年前のローマ水道橋を見学。これは圧巻だった。2000年前の建造物ですぜい。信じられますか？それからウォルト・ディズニーが白雪姫の城としてパクったセゴビアの城を見学。
ここは美しいお城だった。お城の内部も圧巻です。素晴らしい。
**** 一口情報 ****
ローマ水道橋は完全に石組みだけで出来ています。
つまり地震がほとんど無いという地域だからこそなのですね。
