*** テキトー絵日記 ***

(2006/10/02)


スペイン旅行七日目

バルセロナ、エル・プラット空港内のカフェ

七日目といっても今日は一日掛けて帰国するだけ。バルセロナを発つのが朝の11時の予定なのでその2時間前までに空港について搭乗手続きをしようとするが、さてフィンエアのカウンターが決まらない。出国手続きではない。出国はフィンランドになるのでスペインでは単に航空会社のカウンターで搭乗手続きをするだけだ。がしかしこれが決まらない。日本のように固定の場所にそれぞれの航空会社のカウンターがあるのではなくて、ディスプレー画面に何が表示されるかでその番号のカウンターがどこの航空会社になるかが分かるという仕組みだ。柔軟に対応できる反面、どこがどこなのか分からない。

現地ガイドがスペイン語で質問してもカウンターのおねいさんは「分からない」を繰り返すだけ。なんでも上の者がまだカウンターの割り振りを決めてないので現場では分からないとのこと。ガイドがあちこちで聞き込みをしてどうやら31と32がフィンエアの搭乗カウンターになるらしいと聞きつけそこに並ぶ。もちろん実際に開くまでどうなるか分からない。もうすでに1時間半前になっている。この辺りなんともラテン気質だ。

バルセロナのエル・プラット空港には世界中の航空会社が航路を持っているので滑走路に並んだ飛行機も実に多彩だ。といっても機種のことではなくて航空会社のことだけど。もちろん一番多いのはイベリア航空。スペインの国内便は全てこれ。エアバスA320が多い。

やっとカウンターが開き予想通りの32番で搭乗手続きを済ませ残ったユーロをお土産などで使い切る作戦に出る。最後のほうはまるで買い物ゲーム。実際には数ユーロ残したのでそれをヘルシンキのヴァンター空港でフリスクのミント味4個パックを3ユーロで買ってほとんど使い切った。


飛行機は予定より少し早くヘルシンキに到着。ここで時計の針を時差1時間分進める。フィンランド時間で夕方の5時過ぎに日本に向けて再びMD-11で飛び立った。乗ったらいきなり日本時間に時計を合わせる。すなわちいきなり夜の11時過ぎとなった。ここから9時間半飛んで明日は日本着となる。


こちらはヘルシンキのヴァンター空港内カフェ

**** 一口情報 ****

日本ではJALのJ-Birdとして親しまれてきたマクダネル・ダグラス社の最後の大型ジェットMD-11ですが、現在運用されているフィンエアでも今年からエアバスA340-300Eに取り替えられつつあります。3発ジェットの時代は終わりでしょうかねえ。ちなみに行きのMD-11は2-4-3の椅子配列でしたが帰りのMD-11は3-4-3の左右均等配列でした。同じ機種でも席数が一列分違ったりするのですねえ。

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