*** テキトー絵日記 ***

(2006/11/01)


チリンドロン

前方右手は駅舎

ここは先日、無人の列車が夜中に8kmも自走したという山の中の路線だ。事故の原因は終点の駅で終列車がサイドブレーキを引き忘れたというおそまつなものなんだけど、惰性で列車がえんえんと8kmも走ってしまうのだから、それだけ傾斜がしっかりあるということだ。確かに気温は平地よりも一段と低かったような気がする。

今夏スペインに旅行することが決まって急遽スペイン語会話を勉強することにした。これが今年の5月の末のこと。それからは毎週テレビのスペイン語会話を録画してテキストを見ながら勉強したのだけど、6月号の「これはなんですか?」(Que es esto?)の時にチリンドロンという料理が出てきた。人気のある有名な料理ということらしいのだが、チリンドロンという名前を聞いたのはこれが初めてだった。

今日、この山の中の駅近くから帰ってきた時に松阪のデニーズに入ったらチリンドロンがメニューにあった!もちろんそれを注文して食べたのだけど、結構ボクの好きな料理と言えそうだった。それにしてもキューバ料理がねえ、と思って家に帰ってからもう一度スペイン語のテキストを引き出してチリンドロンのところを見たら、どこにもキューバ料理とは書いてなかった。ただその料理を扱っているレストランがマイアミにあるキューバ料理の専門店だったので勝手にキューバ料理と思い込んでしまったようだ。

ネットで調べたらスペイン・アラゴン地方の有名な郷土料理ということらしかった。スペイン語テキストに出てきたのは子羊肉のチリンドロンで、これは赤ワインの煮込みという説明だったが、デニーズでは鶏肉のトマトソース煮というサブタイトルがあった。まあ確かにそう言えばどちらとでも言えそうだ。美味しかったので今度自分でも作ってみよっと。

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