先日、山道の始まる入り口付近まで行って戻ってきたルートを改めてMTBで攻めてみた。ルートは市立図書館裏手の山を外宮との境のフェンスに沿って登っていく。入り口に「霊水観音参道」とあるがあれは普通の参道じゃないね。道の気分は朝熊山登山に近い。
ほどなくして小さな祠が祭られている「お水観音」に着いた。ここまで来るのにほとんど自転車には乗れていない。担ぐほどではないがほとんどが押しで上がってきた。さてここが山道の終点ということなのだけど、よおく見るとその祠を祭った小さな社の左手からさらに山の中へと獣道のような、言ってみればリアルシングルトラックが続いている。
これだね！と入ってみる。が、ますます足場は悪くなるし押しだけでは足りず担ぎの場所も増えてくる。途中でその山道が崩れて無くなっているところなどはちょっとどうしようかと一瞬迷った。もちろんさらに奥へ上へと登ることにしたのだけど。
やがてこの山道も先日の朝熊山宇治岳道で見かけたのと同じような猪に掘り返されている現場が増えてきた。途中で「ヌタ場」と呼ばれる泥を体にこすり付けて体を綺麗に保つ猪の風呂場もあった。そんなシングルトラックを押して担いで登っていったら、いきなり綺麗に整備された道に出た。途中で階段などもあったのだけどそこを降りれば後は自転車には快適なダブルトラックの山道だった。ひゃっほ〜！これはいったいどこへ出るのだろうと楽しみに下ってきたらロマンの森・三郷山北登り口へ出た。
落ち葉で舗装されたダブルトラック
