*** テキトー絵日記 ***

(2007/01/14)

午後の散歩

豊川茜稲荷

今日は一日中まったくのオフ日。ゆっくり起きて遅い朝食を食べながら新聞に目を通す。ん?敬語のことに関する記事で過剰敬語の例として「させていただく」が出ていた。

咄嗟にそれが過剰敬語だとは思わなかったのでネットで調べてみたら、なるほど、許可を得てから起こした行動でもない場合に「○○させていただく」はおかしいとあった。例えば何かの集まりで「それではこれで閉会とさせていただきます」は過剰敬語な訳だ。閉会しますとか閉会いたしますで十分ということ。

ただねえ、こういう過剰なまでの敬語はむしろ若い人ほど多いということなんだけど、これはもちろん社会に出て周りが年上や経験者ばかりになるので、という理由もあるのだろうけど、むしろいじめとかの仲間外れにされたくないというような心境での敬語過多もあんじゃなかろうかとも思う。つまり相手を敬うというより自分を貶めた言い方をする訳だ。聞いてると、なにもそんなに卑屈にならなくてもとか思うのだけど、案外使ってるほうは卑屈な気分などなくて、単に他人との摩擦を避けるための方便として無意識に使ったりしてるのかもしれない。

言葉に関してはもうひとつ。今朝の食卓にあった蜂蜜の側面に書いてあったんだけど「純粋蜂蜜」。これって確かに蜂蜜の場合によく見かける言葉だけど、じゃあ純粋じゃない蜂蜜ってあるのだろうかとこれもネットで調べてみた。そしたら、、

純粋蜂蜜に対して加糖蜂蜜というのがあるらしいというのが分かった。けどどこでも売ってるのはたいていが純粋蜂蜜だけどねえ。ちょっと思いついたんだけど昔、不純異性交遊という言葉があったけど、あの場合は反対に純粋異性交遊なんてのは無かったから言葉なんていい加減なものだなあと思う。

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