*** テキトー絵日記 ***

(2007/03/25)

雨のち曇り

海辺の山間部にて by 28mm

今日は時折雨がパラついてくるような曇り空の一日。空は明るいグレー一色に覆われていて日差しや青空は無い。こういう時の景色をカメラで撮ると空が白飛びしてしまうので風景写真は楽しくない。

標準から中望遠まではレンズも揃ってきたので今度は広角が欲しい。35mmカメラ換算で24mmくらいになるもの、というとデジイチでは16mmくらいの単焦点レンズが欲しいのだけど、実はそんな製品は無い。16mmからのズームレンズならペンタックスから出てるんだけどね。でも今のボクはズームレンズに興味ないしなあ。

さて交響曲が続いたので本日は室内楽。シューベルトの弦楽四重奏曲 第14番ニ短調 「死と乙女」。後半は 第13番イ短調「ロザムンデ」

モーツァルトは35歳という若さで亡くなっているが、シューベルトも亡くなったのは32歳と非常に若い。だから天才という風には思わないが、少なくともこの弦楽四重奏は非常に風格というか厳格な荘厳さと言った味わいがある。

バイオリンが主旋律を取る短調の曲といえば昨日聴いたハンガリージプシーの音楽だってそうなのだけど、両者の味わいは全然違う。

クラシック曲とは、真面目で真剣でやや悲壮感も漂い、いくぶん冗長ながらも歓喜の瞬間がやってくる。てな印象があるのだけど、このシューベルトの室内楽はそれらの要素を全て引き受けてくれている。

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