ミニチュア(Nゲージ車両、実寸9cmほど)なものを本物っぽく撮るのは結構難しい。なるべくピントの合う範囲を大きくしなければいけないから当然絞りをいっぱいまで絞り込む。これはf22まで絞っている。すると当然スローシャッターになるので手持ちでは撮れない。三脚の出番となる。
次にマクロレンズでもない限りはあまり被写体に近寄れないのでクローズアップレンズを装着する。まあ簡単に言うと虫眼鏡を使って撮影するということだ。これで被写体までの距離は10cmもあるかなしだろう。するといくら三脚を使っていても結構フラフラしているのが分かる。なにしろ三脚は安物 ポータブルな軽いやつだからね。
これでなんとか撮影できたが、そのままでは面白くないし、どうせインチキな写真なので近所の風景と合成してしまうことにする。わはははは、岩渕町内を疾走するJR貨物の電気機関車ED75の勇姿だ。電化すらされてないJR参宮線をどうやって走るのか?とか、そもそも架線が写ってない、などというツッコミはナシね。