今朝は明け方くらいに猛烈な雷雨があったようだ。朝になってみんながその話題を口にしていたし、確かに遠くで雷の音がしてるような気がした。というのも相変わらずの爆睡なのでいったん寝てしまうとめったなことでは起きないのでした。
天気は回復してきたし、なにより気温の上昇が甚だしい。三重県南部の尾鷲では今日の予想はなんと25度の夏日らしい。実際はどうだったんだろうか。ただし全般に雲の多いというか一日雲に覆われていたようなので、桜の花を撮る気にはならなかった。やっぱりあれは青空とセットだね。
ということで本日のお題は昨日に引き続き「誰かの結婚式披露宴でのシャンパンタワー」とした。主役はシャンパングラスです。
さて恒例のクラシック鑑賞、バロックを聴いていますが今日はバッハはバッハでも管弦楽、つまり管楽器が加わったものを聴くことにします。「管弦楽組曲 第二番と第三番」です。
ではまず第二番、ロ短調です。というと、ええと、Bmですね。どうもこの言い方でないとキーが分かりません。うむむむ、昨日のライブでもこのキーの曲があったぞ。(註:テナーでのキーのことです。したがってコンサートキーはAm)
ボクがフルートを始めたとき、練習曲にしたのは全てバッハの曲でした。運指の練習にもちょうどいいんですが、タラタラと演るのならともかく、こうしてお手本の演奏を聴くとあまりの超絶技巧にぶったまげてしまいます。
とまあこれは主に組曲第二番の7曲目になる「バディネリ」のことなんですけどね。他にも3曲目の「サラバンド」はこんなにゆっくりだったんだという驚きがあったりします。
さて後半は組曲第三番ニ長調です。ニ長調はDmajorのことなので第二番と第三番は平行調の関係になりますね。ここではなんといっても2曲目の「エア」仏語ではエールというらしいですが、これが有名です。というのもこの曲が後にハ長調に移調された時に、そのメロディの全てがバイオリンのG線だけで演奏できたものですから「G線上のアリア」と名づけられました。ただし現在は元のニ長調で演奏されるのでG線上では演奏できません。
日本の優れた指揮者であった朝比奈隆氏が亡くなられたときに、氏の所属していた大阪フィルハーモニーの楽団員たちが、追悼演奏会でこの「G線上のアリア」を全員が立奏で演奏したのが記憶に鮮明に残っています。 |