*** テキトー絵日記 ***

(2007/04/02)

サクラサク

@宮川堤 by 135mm

昨日くらいから黄砂がすごく、今日の三重県は視界が3キロ未満だとラジオで言っていた。空も曇っているので一日中太陽は顔を見せず。伊勢でもやっと桜名所の桜がいっせいに咲き始めたが、青空が無いのでなんだか風景にしまりが無い。こんなときは望遠で部分を切り取るに限るね。

平日の午後だけど結構な人出があって、カメラを手にした人も多く見かけた。その人たちをよく見てみるとデジカメでもコンパクトタイプよりデジイチを持った人が増えているような気がした。パッと見た感じでは多くが長い玉、っていうと望遠系のレンズを付けていたんだけど、ボクと同じ考えからかなあ?

バロックを代表する音楽家にはもう一人ヘンデルがいる。「音楽の母」とも言われるらしいが、ボク的にはあまりお馴染みではない。しかしせっかくのバロックアワーなのでこの際鑑賞してみることにする。お題は「水上の音楽」全曲。

内容は前半が組曲ヘ長調で後半が組曲ニ長調&ト長調ということになっている。なぜ水上の音楽という名前があるかというと、これは舟遊びのために少しずつ作曲され、実際の舟遊びのときに演奏されたものらしい。といってもこの音楽と舟遊びはイメージが全然結びつかない。まあ当時の王侯貴族の趣味の問題だしね。

さて鑑賞のほうだけど、音楽の母とはまるでレスター・ヤングかチャーリー・パーカーみたいな呼ばれ方をしたヘンデルだけど、同じバロック音楽といってもバッハやビバルディのようにこちらの共鳴のツボを突いてこない。特に前半の組曲へ長調。

ヘンデルはドイツ生まれだけど、その後イギリスに帰化していて、そのせいでヘンデルをイギリス音楽と考える場合もあるそうだ。いまひとつピンとこないのはそういうテイストの違いも大きいのかもしれない。

後半の組曲ニ長調とト長調では曲によっては盛り返してくるのだけど、全般的にはやっぱりあまり印象に残らない。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく