*** テキトー絵日記 ***

(2007/04/07)

10mm画角の描写

10数メートルの高さのチャペルもこの通り by 10-20mm

まだまだ慣れない10mm(35mm換算で15.2mm)レンズなのであれこれ撮って画角のフィーリングを覚えたいと思っている。今日は結婚式場でのバイトの日なのでご覧のような建物内部の写真を撮って遊んだりする。しかしこうやって写真で見てるといかにもゴシック様式の教会内部と思えてしまう。とは言え、よく観察するとゴシック様式の教会にしては装飾が無さ過ぎだけどね。

レンズの明るさを示すf値はワイド端の10mmでf4とそんなに明るいわけではないが、この手のズームレンズとしては十分実用範囲だ。それになにより超広角ならではのパンフォーカス傾向が強いのでそんなに絞り込まなくても良いし、さらに暗い場所でも手ぶれしにくい。よく言われるように手持ちでの撮影限界が焦点距離分の一だとすると、10mmの場合は35mm換算で15mmなのだから、シャッター速度は1/15まで手持ちで使えることになる。デジイチならISO感度もオートで変更できるのでさらに強力になる。

ああしまったなあ、去年のスペイン旅行にこういうレンズを持っていくんだった。中世に建てられた教会やお城は想像以上に巨大な建造物で、しかも内部は薄暗くおまけに床、壁、天井と細工が施されていたり装飾品で満ちていたりと、あれこそ超ワイドレンズが活躍する場だったなあといまさらながら思い知ったのでした。

これからヨーロッパ旅行をされる予定のある方はぜひ広角レンズを持っていくことをお勧めします。ボク的にはメスキータの大理石石柱群やセビージャの大聖堂など、もう一回このレンズで撮り直してみたいなあ。

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