桜名所はもちろんのこと、街のあちこちでも桜の花吹雪が舞い散っている。どうやら桜ウィークも終わりだな。
ここ数日、いくら寝ても寝足りないというか、いくらでも寝ていられる。逆に言うと起きた時にスッキリしたアタマにならずなんだかボケ〜としている。風邪気味なのかな?よくわからない。朝も眠く午後も眠いが夜もさっさと眠くなる。なんだろねえ?
花粉症のほうも杉は終わったようだけど今度は檜が強力に飛んでいるので、ちょっと油断するとくしゃみ鼻水鼻づまりが一度にドッとやってくる。今や年に半分はマスクが必需品となっているのだった。
さてクラシック鑑賞だが、ハイドン、モーツァルトという古典派の大物の次は彼らに大きく影響を受けたというベートーベンの登場だ。なにはともあれ一枚聴いてみる。曲は交響曲第四番と第五番。第五番は「ジャジャジャジャーン」で有名な「運命」というタイトルが付いている。
あれほど苦手だったハイドンとモーツァルトなのだけど、同じ古典派に属するといっても後期になったというだけの理由でか、あるいはベートーベンという人の個性からか、このアルバムは大変気持ちよく聴くことができる。
それだけではない。ベートーベンの交響曲は色彩に富み、濃厚で芳醇なサウンドであり、緩急自在、ダイナミクスも大きく、大変情熱的に聴く者に迫ってくる。モーツァルトやハイドンとはエラい違いなのだ。この作風の違いはナンなのだろうか?
彼に関して何の知識も持ってないのでウィキペディアで調べてみる。・・・・ふ〜む、抑圧や制約を持たざるを得ない環境下にあって、なおかつそれを跳ね返すエネルギーが源だろうか。だとするとブルースと同じ構造だな。 |