*** テキトー絵日記 ***

(2007/04/13)

ソテツ

一鉢でも密林気分 by 10-20mm

この手の葉を見るとアンリ・ルソーのジャングル絵画を思い浮かべてしまう。そういえば今日の構図では遠近法は誇張されているが、このレンズ、撮り方によっては遠近法が無視されたようになるのもルソーに似ている。そうか、それも面白そうだ。このレンズで一度植物園へ撮影に行ってみたいな。

アンリ・ルソーは公務員を退職してからアマチュアの画家として描き始めたが、その時の本職はバイオリン教師だったらしい。というので今日のクラシック鑑賞はこれ。

ベートーベンのバイオリン協奏曲ニ長調ロマンスの一番、二番。どちらもバイオリンの独奏が主役だ。

バイオリン協奏曲というのは、早いハナシがソロのバイオリンがオーケストラの中で引き立つように作られた作品ということで別名をコンチェルトとも言う。

一方、後半に収録されている「ロマンス」と題された作品は<バイオリンと管弦楽のための作品>ということになっている。う〜む、協奏曲とはどう違うのだろう?

それはともかく聴いてみると少なくとも曲調はかなり違う。しかしダイナミックで情熱に溢れた、あるいはそれらを内に秘めた押さえたパッションとでも言うべき要素のあまり感じられない「ロマンス」はモーツァルトみたいで面白くない。

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