*** テキトー絵日記 ***

(2007/04/25)

ピアノで遊ぶ

意地でも横位置写真(^^♪ by 10-20mm

先日行った伊勢志摩ゆりパークでお土産に買ってきた鉢植えのユリの花が次々と開きだした。結構背丈もあるので普通に撮れば縦位置写真となるところを、広角の画角を活かして無理やりの横位置写真だ。

午後、振込みや入金で銀行を回った。ボクは今でも花粉症状が出るので自転車で外を走るときは極力マスクをしている。でも帽子+眼鏡+マスクではなんだか警戒されるような気がして、入るときにマスクをサッサと外してしまった。考えすぎだと思うけどね。

それから久しぶりにピアノに触る。「なんちゃってジャズピアノ」という本があって、開いたページに13thの音を入れるとグーって書いてある。それもb7と半音をはさんで入れるのがジャズっぽいという。つまりR+3+13+b7がいいらしい。C7で言うとC+E+A+Bbだね。そんなにイカすかなあと思いつつアレコレ鳴らして遊んだ。しかしピアノの和音って気持ちがいいね。

今日はピアノで遊んだので今日のクラシックアワーも二人のピアノ協奏曲を鑑賞することにした。まずはグリーグの作品16イ短調。といわれても全然知らないなあと思いつつ聴いてみたら、ああこのメロディかと心当たりがありました。クラシックの有名曲ってたいていはどこかで耳にしてる可能性が高い。

グリーグはノルウェーの作曲家で国民楽派に区分されている。つまり彼の音楽は彼の地の民俗音楽的な要素が発想のヒントになっているらしい。もっともピアノ協奏曲はこの作品1曲のみということだ。

・・・・なるほどね。う〜む、面白いのは第一楽章だけだなあ。

次は同じCDに収録されているシューマンを聴く。彼のもイ短調、ただしシューマンのは作品ナンバー54だけど。

こっちはたぶん初めて聴いたと思う。たまたま二人ともAマイナーのピアノ協奏曲なのでよく比較されるらしい。でもだいたい時代が違う。シューマンはロマン派でグリーグよりも50年ほど時代が前になる。

とはいってもだから作品が古臭いということにはならない。シューマンの場合もピアノはもちろん主役なので技巧を凝らしてあるが、他にはオーケストラにおけるクラリネットの音が目立つ。

第二楽章っていうのはだいたいが地味で面白くない部分なのだけど、このシューマンの作品の第二楽章は退屈しないで聴けた。第三楽章もとってつけたような、わざとらしい盛り上がり感がしないので没頭して鑑賞できた。

音楽とは関係ないけれど、シューマンが梅毒の末の病床にあり、死に際に妻にいった「オレは知っている」が妻と若きブラームスの関係を言っているのではないか、などという研究があるらしいのは下手なドラマよりも面白いハナシだ。

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