奥さんのお友達が答志島をハイキングしてきて良かったと言うので、今日はボクたち夫婦も答志島をハイキングすることにした。
昨日ほどの快晴ではないが朝はまずまずのお天気で、GWの最中で道路が混むといけないと思い、たっぷり時間の余裕を見て自宅を出たらいつも通りにあっさりと鳥羽に着いた。ちょっと拍子抜け。
答志島は鳥羽湾に浮かぶ最大の離島で島の東側二ヶ所と西側一ヶ所に定期船の船着場がある。東西は6kmの山道でつながっていて、これが答志島スカイラインといって南北に海を見ながら山道気分が味わえるという今回のハイキングコースだ。
鳥羽に行く途中で親子のMTBを追い越したのだけど、その彼らも自転車ごと定期船に同乗してきた。船上では小学校3年生くらいの、お父さんとそっくりの顔つきをした少年が満面の笑みを浮かべて父親のカメラに収まっていた。パパは(*)スペシャ、少年は(*)ルイガノでメット、グローブ、ボトルとフル装備だったのがほほえましい。(*)両方とも有名な自転車メーカーのこと。
船は桃取港に着いてここからのんびりと歩き出す。最初のうちは海岸沿いに集落の中を通るが、道は次第に山岳ルート(と書くのはちょっと大げさだけど)になってひたすら登りが続く。勾配はそれほど急ではないが、あの少年はここを頑張れるかな?と気になったりする。(彼らには後で和具の辺りで二度会った。)
さてハイキングコース、確かに北側にも南側にも美しい鳥羽湾の景色が見え隠れする。が肝心の道はアスファルトなのであまりハイキング気分にならない。全長6kmの約j半分が上りで残りの半分が下りといった感じなのでアップダウンという訳でもない。おまけに途中で休憩するようなポイントも無ければ絶景ポイントのようなものも無い。したがって道路を歩きつつ時々見えてくる景色に綺麗だなあと思いつつもお弁当を広げるような気にならず、せっせと歩き通す。
結局、スカイラインを降りた後で和具と答志の間にあった小公園でおにぎりを食べて答志港から定期船に乗った。島での滞在時間は3時間ほど。お土産は小女子ジャコ。あそれから答志島では現在ヒジキの収穫と乾燥が真っ盛りです。もう歩道はおろか道路や公園、階段など、あらゆるコンクリート面に採れたばかりのヒジキが干してあります。場所によっては二車線のうち一車線が完全にヒジキだけで占領されていたりします。これはスゴイ。当然、そばを通ると生のヒジキの匂いが漂ってきます。以上、現場からのレポートでした(*^^)v。
追記:定期船を鳥羽で降りて、駐車場からクルマを出したらちょっとビックリ。伊勢方面からのクルマの大渋滞なのでした。流石はGWだ。