*** テキトー絵日記 ***

2007/06/02

ハワイ旅行記その4

カピオラニパークでダイアモンドヘッドを背景にセルフショット by 10-20mm

昨日すっかりドルを使い果たしてしまったので今朝は交換レートが一番良いとされるDFS(デューティフリーショップ)へ入って1万円分だけ両替してきた。約80ドルを入手。高価なお買い物などの予定がないボクはこの時初めてハワイのDFSに入った。といっても一階にある両替所まで行っただけ。

今日は一日フリーなのでボクはサイクリングをするつもりでいた。ところが日本で見当をつけておいたレンタルバイク屋が一帯工事中のところにあって見つからない。フリーペーパーに宣伝しているもう一軒のほうへ行って見たら日本でいうところのナンチャッテMTBしか置いてない。あのフルサス仕様のホームセンターなどで3万円くらいで売ってるあれだ。自転車乗りとしてはハワイまで来てナンチャッテMTBでサイクリングするっていうのはどうにも許せないから、ここを断って確か昨日歩いた時にこの辺にもう一軒あったよなあ、と思いながら探してみるとあったあった。しかもここの奥さんはまだ小さい赤ちゃんを抱いた日本人。旦那さんは白人で英語しか分からない様子。

ここでTREKのハードテイルのMTB(タイヤはオンロード仕様なのでクロスバイクと言ったほうが良いかも)を$15.75で借りてようやくワイキキの通りを自転車で走り出す。気分はというと、、、、、

わ〜お!快適!!

気分いいんだよねえ。もう最高!ワイキキのビーチを右に見ながら一方通行の大通りを東に走る。アメリカは右側通行だからね。



ちょっと走ってはビーチを眺める

やがて道は市内の繁華街から郊外の風景になる。この辺りでもランニングや自転車で走っている人が多い。ちょうどダイアモンドヘッドを一周するコースのようだ。とあるビーチを眺めて自転車に戻ろうとした時、金髪のおねいさんが漕ぐ自転車が颯爽と走り去ったので彼女をコースガイドに仕立てて勝手に後をついて走った。結構ビュンビュン走るのでボクもビュンビュン飛ばしてみた。あれこれ見ながらキョロキョロ走るのも楽しいが、やっぱりスポーツバイクは飛ばすことも必要だ。

ダイアモンドヘッドを過ぎるころ、彼女は山の裾周りに左折していったのでボクはそのまま直進して高級住宅地の中へ。ここは網の目のように道路が交差していてだんだん自分がどこにいるか分からなくなってきたのだけど、実は日本を発つ前にGoogle Localでその辺りの地図を一本一本の道路名が分かるまで拡大したものをプリントアウトして持ってきたのだった。これ、大正解!住宅地の道路といっても日本と違ってずいぶん広い道なので、すべての道路にはちゃんと名前が付いていて、しかも交差点ごとにそれらの道路名がちゃんと表記してあるのだ。だから道路名の書いてある地図をもってるボクとしては迷うことなく、その辺りのポタリングを楽しむことが出来た。しかしGoogleってスゴイよなあ。

行ったり来たりウロウロしながら結局カハラモールまで行った。ハワイの太陽はチリチリと照りつけもうこの時点で喉が渇いてきたのだけど、モール内にはマクドナルドはあっても水の補給が出来ない。かといってジュースやコーラでは余計に喉が渇きそう。モール内には他にレストランや銀行などがあるがコンビニがないのは辛いね。そもそも自販機が無いのだからアメリカでのサイクリングは水分の補給を充分考えておかないといけない。しかもこういう商業集積地を出るととたんに店の一軒も無くなってしまうのが普通だ。

ここでの水分補給はあきらめてダイアモンドヘッドを周回する道路に出て一気に市内の繁華街まで戻ることにする。その途中で撮ったのが今日のセルフ写真。ほかにも数箇所立ち寄りながら戻った。市内ではさっそく見つけたABCストアで水を買って少しずつ飲みながら今度は運河沿いの道を反対方向へと走る。最初のうちは良かったが次第に道路はヘビートラフィック状態になってすぐ横を大型トラックがビュンビュンと走り抜けていく。クルマのマナーは大変よろしいがそれでも路肩のアスファルトはずいぶん傷んでいて自転車は道路の凹凸に激しく上下したりしながら未知のKing St.を行く。コレは多分日本だと国道1号線とか国道42号線だと思えばいいのだなと考えて飛ばすことにする。こういう道ではのんびり走ってる場合じゃないからね。



そうしてたどり着いたのがここ、オールドハワイを代表するアロハタワー

このタワーの下にテイクアウトの手巻き寿司屋さんがあったのでツナ巻きとクラブ巻きと日本の緑茶を買ってモール内のテーブルで食べた。さてここからはずうっと海沿いのルートを心がけて走ることにした。このアロハタワー近くでは桟橋が続いていて3番桟橋なんか今も建設中だった。ちなみにここは8番桟橋だ。サンセットクルーズに出るような大きな船もここからのようだ。他にも日本じゃ考えられないような大型のカタマラン(双胴船)がたくさん係留されていた。

しばらく走ると右手はカカアコ水辺公園となって、まあ広大な公園に長いビーチが広がる。その次がケワロBasinParkでここからはダイアモンドヘッドやワイキキのホテル群が背景となる絶好のロケーションで案の定、観光教会みたいなのがあって折りしも日本人カップルがテラスでスチルとビデオの両方を同時に撮影しているところだった。普段のバイト柄で興味があったので撮影してみた。



この景色を背景にして



新婚さんの撮影をしている結婚式場のテラス

その次にくるのがアラモアナ公園の長大なビーチで、もしホノルルで泳ぐつもりのあるかたはぜひこちらのビーチをお勧めします。ワイキキなんぞよりも砂浜が広くて長くて、ホテルなどが無いから水も一段と綺麗です。シャワーやトイレの設備もあちこちにあるからビーチで泳ぐのなら断然こっちが良いと思うのでした。ホント、ボクも水着を持ってくればよかった。(ホテルに置いてきた。)ただし売店なんぞはありませんし海の家みたいなものも無いので食べるものや水分はちゃんと自分で持ってくる必要があります。逆に言うとお金は1セントも必要ありません。



断然おすすめのアラモアナ・ビーチ。水の色が違う。



公園の西の端で出会った例のナントカいう乗り物に乗った人たち。



ここから見るホノルルの高層建築群

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