*** テキトー絵日記 ***

2007/06/18

雨の月曜日は映画館

あれこれがアンティーク by 10-20mm

梅雨空に戻った月曜日、毎週月曜日は映画館がメンズデー(男性のみ入場料が1100円)なので家から歩いていける市内唯一の映画館にお出かけした。駐車場もあるがなんといっても歩いていけるというのはまた別の気分良さがある。

この映画館は部分的にリニューアルなどもしているが基本的には昔の映画館のままで、左手前方に白っぽく立っているのは水冷のクーラーだ。これエアコンとは言いません。その上の壁にはJBLのロゴが誇らしげに貼ってあるが、メインのスピーカーはアルテックのA7(のように見えた)だ。これ懐かしいんだよね。昔のジャズ喫茶はこのスピーカーの近くに座り大音量でモダンジャズを聴いたものだった。吉祥寺のMEGがこのアルテックで、もう一方の雄、FUNKYはJBLが売りだった。どちらもいい音してたなあ、、、。もう40年近い昔のハナシだ。

さて本日のお題は「今宵、フィッツジェラルド劇場で」。30数年続いた公開ラジオ番組の最後の日の出来事をコミカルに撮っている。原題はA PRAIRIE HOME COMPANIONといって、実際にあるラジオ番組の名前だそうだ。しかも映画の中で歌って司会する進行役は実際の番組での司会者でもある。だから生で入れるCMの語り口など、当たり前だが実に本物っぽい。

音楽バラエティという内容の番組だけど、なにしろ場所がミネソタ州。つまり音楽のほとんどはC&Wということだ。あ、これはカントリー・アンド・ウェスタンというジャンルの略字です。しかし出演者はもちろん歌手ではなくて俳優なのだけど皆さん器用なもので芸達者ですねえ。さすがはアメリカだ。詳しくはこの映画のサイトでどうぞ。

**しかし公式サイトなのに原題 A PRAIRIE 〜(草原の〜)というのをA PREAIRIE 〜(意味不明?)とあるのはちょとマズいんでないかい?映画会社も原題には注意を払ってないというのがバレバレだぞ。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく