*** テキトー絵日記 ***

2007/08/22


図書館通い

マツバボタンの花粉 by 70mm with CloseUp No10

松葉牡丹、あるいは別名で日照り草とも呼ばれているが、れっきとしたブラジル原産の外来の園芸種だ。だから日差しにはものすごく強い。連日の厳しい残暑も彼らには喜ばしいことのようで、南の壁面で毎朝元気に花を咲かせている。なにしろ曇ったりしていると花が開かないのだから現金なものだ。

昨日に引き続いて今日も図書館で読書。午後からはめちゃくちゃ混むのでちょうどお昼時を狙って行ったら案の定、比較的空いていた。まずは今月で廃刊となる月刊誌「伊勢人」を読むというか見るというか、あるいはデザインを味わうというか。これも地方紙ではあるのだけど、コミュニケーション主体の地元紙とは編集方針がはっきり違っていて、写真やレイアウトやその他もろもろのデザインなど神経が行き届いていて美しい。流行り言葉で言えば品格がある。廃刊となる今月号は地元の詩人であった竹内浩三の特集だった。なかなか精力的な取材でローカル雑誌でもここまでやれるんだなと感心した。

その次は英文雑誌の「TIMES」。知らない単語もいっぱい出てくる中で前後の文章で意味を推理しながら読み進める。ところが外の猛暑とは違って図書館内は涼しく、ソファで読んでるとだんだんと眠くなってくる。これではイカンと今度は写真雑誌の今月号を読む。いや、観る。「日本カメラ」。

でもあんまり好きな写真にはめぐり合えなかった。上手な写真とか意味ありげな写真はいっぱいあるんだけど、結局自分がいいと思った写真でないとあまり参考にはならない。

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