確かに良い席で、花火を打ち上げる正面の対岸に区切って作られた臨時の桟敷席だった。有料の席よりもさらに一段と花火に近い場所。なにしろスポンサー関係の招待客用の席なので枡のサイズも広くてゆったりとしている。ちなみにちゃんとブルーシートが付いていて、おまけにお帰りの際にはお持ち帰りくださいということだった。
さて花火だけど、ふむ、確かに綺麗だし目の前に上がるから迫力満点。しかし4,5千発も上がった頃からちょっと飽きてきた。そこで観察も充分したしカメラで撮影にトライする。まずは超広角ズームの10-20mmで狙ってみる。なかなか思ったような絵が撮れない。広角レンズは諦めてマニュアルの28mmに換えてみる。絞りはf5.6からf8くらいでシャッター速度をいろいろ変えて撮ってみる。しかし画角の関係から上手く撮れてもなんだか当たり前な花火しか撮れず不満が残る。そこで中望遠レンズの70mmに換えてみる。これをシャッター速度優先モードにしてあれこれ撮ってみた。その中でこれがまあましかなというのが今日の一枚。
三脚も持っていったんだけど結局使わずじまい。打ちあがった花火の丸く広がった絵を全景として綺麗な風景写真にするのなら三脚は必須だと思うけど、今日の写真みたいに部分を切り取るのには三脚は向いてない。ちなみに撮影データはISO400、f3.5、8/10秒です。