便利な時代になったもので、今なら生きた英語教材などはネットでいろいろ見つかる。代表的なものはアメリカ英語を代表するVOA(Voice of America)だろう。なかでもSpecial Englishのページは英語を母国語としない人たち向けのアメリカ英語を学ぶページとして作られていて、ボクも時々聴いている。
ところが最近、あのアメリカ英語特有の”まあるい発音”じゃない、”カクカクした発音”の英語を聴き取れるようになりたいと思い始めた。つまり米国英語ではなくて英国英語のことだ。といっても決してコックニー訛りをマスターしたいなどという大それた狙いではない。あくまで標準英国英語(Queen’s
Englishといわれる)をあの英国風発音で話しているのを聴き取りたいというだけだ。
それならばやっぱり信頼性の高いのが英国を代表するBBCのサイトだろうと思う。ここにもLearnig Englishという、非ネイティブのための英語を学ぶページが用意されている。その中のメニューもいろいろあって退屈させない。娯楽あり、時事話題あり、コラムあり、クイズありと、あの手この手で英国英語を勉強させてくれる。これはVOAも同じなのだけど、ボクにとって面白いのはあまり馴染みの無い英国風な慣用句がいろいろと出てくることだ。
クイズなどは聴き取りではなくて三択なので、後で確認のために辞書を引いたりしても、そういう慣用句は辞書にも出ていなかったりするが、サイトでの解説によれば普通に使われているものらしい。するとどうも今の日本の英和辞書はアメリカ英語に偏っているということなのかもしれない。