中秋の名月というけれど今夜は本当に綺麗なお月様だった。夕食後に外宮まで観月会を観に行ってきた。といっても自宅から自転車で数分の距離だけど。
内容は去年とほとんど同じだった。最初に雅楽の演奏があり、それから男性一人が踊る舞楽となる。しかしこの舞楽を聴くと、いや、見ると、その衣装の色や柄、それからお面に装飾品など、ペルシャと正倉院がシルクロードでつながれていたという悠久の昔を感じざるを得ない。おまけにちょうど今、中東の歴史の本を読んでいるものだから余計にそういう思いが強くなる。
なんといってもササン朝ペルシャが一大帝国として繁栄していたのは奈良時代より前なんですから改めて驚いてしまいます。琵琶なんて楽器も完全にあちらのものですしねえ。