*** テキトー絵日記 ***

2007/10/07


トルコ旅行二日目(ドバイ)

ここも美しいジュメイラ・モスク by 10-20mm

日本を発って11時間。飛行機は香港やインドシナ半島を横切り、インド亜大陸を横断しアラビア海を渡ってアラビア半島に入る。つまり世界地図を日本からそのまま西に直進したように飛んで翌二日目にここドバイに到着した。ここではトルコへトランジットする間の時間を利用して市内観光に出た訳だけど、一番最初に驚いたのは空港職員があのアラビア人の格好だったことだ。つまり白いターバン、白装束に鼻ひげで足元は素足にサンダル。この格好の人たちがパスポートコントロールだったりするので驚いてしまう。日本なら着物姿のお兄さんが入国審査の職員ってことだ。いっそのこと、ちょんまげに刀を差してサムライ職員にしてしまえばいいかもしれない(^-^)/。なーんてね。

さて昨日の分の続きとなる市内観光だけど、例えばこの今日の写真のように美しい建物はあるが残念ながら全て最近建てられたものばかりで歴史や伝統となるものが無い。いや、伝統が無いことは無いのだけど少なくとも建築物には伝統は残って無い。だって伝統的な建物と言えばそれらは砂漠のテントや海岸線の漁民が住む掘っ立て小屋のことになってしまうのだけど、それらはもちろん残ってない。現在120万人が住むドバイは30年前には人口が18万人しか居なかった。ということは現在の人口のほとんどが外国から流入した労働者で、最近になって急速に都会が作られつつあるという国なのだ。だからこの写真のジュメイラ・モスクもどこか真新しく、見た目には美しいのだけどなんだか重厚さというものが無い。だからディズニーかハリウッドのように感じてしまう。

しかしほかの事には伝統は生きていて、例えばダウ船と呼ばれる木造の貨物船などは現在も立派に活躍している。雨が降らないので荷揚げした中国製のおもちゃや韓国製の電化製品などの段ボールがそのまま桟橋付近の荷揚げ所に野積みされている。コンテナを使わない物資輸送というのが逆に新鮮な光景だった。



船はかなり使い込まれている



クリーク沿いの朝の出勤風景



アブラと呼ばれる渡し舟。ちゃんと甲板がある。乗ってみたけどよく揺れるぞ。



パトカーは車高の高い4WD車で砂漠対応しています。
ドバイ警察はwww.dubaipolice.gov.aeです。



ただ今大都会建設中です。電車の線路も敷設中です。空港も拡大工事中です。



24時間稼動の空港で深夜でも15分置きに発着便があったりする。
世界中の航空会社が乗り入れているので見たことも無いマークの飛行機がいっぱいある。



エミレーツ航空のCA、でもたぶん彼女も外国人。

再び飛行機に乗り4時間半、やっとトルコのイスタンブールに着いたのでした。

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