*** テキトー絵日記 ***

2007/10/08


トルコ旅行三日目(イスタンブール)

通称ブルーモスク(スルタン・アフメット・ジャミイ) by 10-20mm

早朝の5:40に夜明けの祈りの時間を伝えるアザーンがホテルの窓超しに聞こえてきた。イスラムの国に行くとこれがエスニック気分を盛り上げてくれる。ちなみにトルコでは早くから政教分離が進んだためにイスラム教は広まっているが誰も宗教的な強制をされたりはしない。

ホテルの朝食はABF(アメリカンブレックファースト)で諸外国と同じような内容だ。あえて特筆するならばトマトの上にチーズを掛けて焼いたグラタンが美味しい。食べ物編は後でまとめてお伝えしますからね。>みゅーとさんへ。

8:00にホテルを出てイスタンブールの市内観光に出る。まずは朝早く開店そうそうのグランバザールへ。このバザールの最初の原型は15世紀あたりらしい。アラブで言うところのスークと同じだけど増設に増設を重ね現在は約4000軒の店が入っていて東西南北に迷路のようになっている。アラビアンなドーム風の完全密閉型の天井を持つ巨大マーケットだ。



ここは瀬戸物屋さん。どこの店も値札などは付いていない。

ここのお兄さんとちょっと話したんだけど「日本人は誰も英語を喋れないのにおまえはどこで覚えたのだ?」と驚いてくれた。小鉢を買ったのだけど値切り合戦が面倒なので適当なところで切り上げたら案外簡単に向こうから折れてくれた。「ビジネスだからハイプライスから始めるのは仕方ないじゃん」てな言い訳もしてたけど、今付き合っている彼女が日本人で、イスタンブールで英語の先生をしてるとか、いろいろ世間話をしたものだから親近感を持ってくれたらしい。


次に訪れたのが今日のタイトル写真にしたブルーモスク。高さ43mの巨大なドームの内側は美しく装飾されていて、その壁面タイルの印象からブルーモスクと呼ばれている。でも実際にはそれほどブルーでもない。アラビア文字のカリグラフィが美しい。



エキゾチックなイスタンブール市内

それからトプカピ宮殿に回り宝物殿では世界で7番目に大きいと言う86カラットのダイヤなど見て回る。でもちょうど今、トプカピ宮殿の財宝展が日本で行われているんだよね。なのでいくつかは「現在TOKYOで展示中」という断りが掛けてあった。ここのハーレムは有名で西洋の画家たちがいろいろ想像して書いた絵が残っているが、ボクたちは見学出来なかった。最盛期には王様が1000人もの女性をはべらしたとか、トルコ独特の蒸し風呂ハマムの印象などから、大勢の女性が裸で一人の王様を待つという想像が西洋の画家たちを刺激したんだろうねえ。確かにエロティックな想像が膨らむゾ。



宮殿入り口の門の上

この宮殿の中にあるレストランでランチして、その後はボスポラス海峡クルーズにでた。



ガラタ橋の下を抜けて海峡に出る。ああ〜サバサンド〜!
あの橋のたもとまで行けば売っているのだよねえ



黒海方面に向けて米軍の戦闘艦が平均水深67Mのボスポラス海峡の真ん中に停泊している。
今も米ソ対立を象徴している。



船を下りたところで釣りをしていた人たち。この景色は絵になるなあ。

そしてここから450kmをバスで走り今夜はトルコの首都アンカラに泊まりました。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく