*** テキトー絵日記 ***

2007/10/09


トルコ旅行四日目(カッパドキア)

東西50kmの谷間に点在する奇岩地帯だ by 18-55mm

人口400万の首都アンカラのホテルを朝の7時半に出て、途中塩湖などに寄りながら300kmを走り昼過ぎにカッパドキアに着く。正確にはカッパドキアという地方であって巨岩奇岩地帯はあちこちにある。



北極とか南極ではない。まずは途中で立ち寄った地平線まで続く塩湖の様子。



カッパドキアで最初に見学したカイマクル地下都市

ここは地下8階まであって最盛期には4,5000人が住んでいたとか。現在観光客が入れるのは地下4階まで。カッパドキアにはこうした地下の都市が300以上あってそれぞれの都市間がトンネルで繋がっていたりするそうだ。ここに人が住み始めたのは驚く無かれ、紀元前7,8000年前だとか。気の遠くなるような昔のハナシだ。例えていうなら人間が住む蟻の穴ってところ。部屋は天井も高くて空間も広くなっているが、途中の通路はかがんでやっと通れるくらい。

その後、洒落た洞窟レストランでランチをしてから奇岩地帯を見学した。まずはゼルヴェの谷。これが今日のトップ写真。



次に訪れたウチヒサール。ここは地下ではなく岩山の内部が住居になっていた。
6,7階建ての一枚岩で、かつての要塞とのことだ。



広いギョレメ野外博物館。博物館と言うより野外展示公園という感じ。
この中にあるリンゴの教会という名前の洞窟では昔のキリスト教の壁画がそのまま残っている。



これが洞窟をくり貫いて作ってある1000年前の教会。
洞窟なので本来なら必要の無い4本の柱までわざわざ作ってある。
これが1000年前の作品だなんて。



カッパドキアといえばたぶんこれが一番有名なエセンテペの「妖精の煙突」
まるでキノコのようだけど傍まで行くとその巨大さが分かる。



これはおまけ。
ギョレメ野外博物館の駐車場に通じる10%勾配のパヴェ。
これで10%なのだ。って自転車好きにしか通じないだろうなあ(^^;
ちなみにメルセデスベンツのバスでもセカンドギアでやっと登っていくくらいの勾配だ。

今夜はここカッパドキアのホテルに宿泊した。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく