*** テキトー絵日記 ***

2007/11/11


明野航空祭

新旧並んだ対戦車ヘリ by 70-200mm

目覚めた時はまだ雨が降っていたが、午後からは好天になるという天気予報を信じて明野航空学校へ。ええと正確には陸上自衛隊明野駐屯地で、ここにはヘリコプターの学校がある。戦時中は陸軍の飛行場で隼と呼ばれた戦闘機が配備されていたそうだ。今年は開設52周年の航空祭とのことだ。

早目に出かけたので式典が始まるまで展示してあるヘリなど撮影していたが、最初は見渡せた滑走路上も、いつの間にか人がいっぱいで、その結果飛び上がったヘリしかボクの位置からは見えなくなっていた。

展示機ではタイトル写真にも撮った新旧の対戦車ヘリであるAH-64アパッチ(タイトル写真では上)とAH-1コブラ(下)。アメリカ映画でよく見るUH-60ブラックホーク、ベトナム戦争のワンシーンをよみがえらせるUH-1イロコイ、最新の国産ヘリOH-1(これの愛称を知らなかったので後で調べたら”ニンジャ”だって、うぷぷぷぷ)、それに双発の大型ヘリCH-47チヌークなど。


でも案外こんな写真が微笑ましかったりする
「若い隊員と彼女」


これも面白いな

そうこうするうちに式典が始まり、軍楽隊やら観閲式やらがあって、やっと式典飛行となる。これは基地に配備されている7機種と海上保安庁からなる31機の混成の編隊飛行で、これが始まると君たち今までどこにいたの?と言いたくなるほど沢山のカメラマンが超弩級の望遠レンズを構えて飛行するヘリを連射する。それにしてもこんな大きなレンズをよく手持ちで撮影できますねえと感心してしまう。


これ手持ちですぜ。
これを見たらほかの望遠レンズはチャッチく見える。

それから選ばれた数機による飛行展示があって、今年はヘリの宙返りというのはなかったがナントカターンっていう、あのスケボーの空中ターンみたいな技を見せてくれた。それから模擬戦闘があったのだけど、説明の会場アナウンスによれば「敵ゲリラを発見!」とか「敵ゲリラに対して機関砲発射」とか言うわけですが、もはや正規の軍隊が敵とみなされることはなくなったのですね。そのうち「テロリスト部隊発見!」とかになるんでしょうねえ。

飛んでるヘリの写真も撮るには撮ったのだけど、ボクの200mmレンズではとてもじゃないけど迫力ある写真にはならない。代わりに展示機の集合写真だ。


手前から、イロコイ、コブラ、アパッチ、チヌーク。
一番奥のチヌークのメインローターは前が下がっているのがよく分かる。

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