昨日の写真とは正反対の面白さ。ブレやピンボケはもちろん、像の流れも味があるというのがトイカメラというジャンルで、ホルガだのLOMOだのといった、その方面では熱狂的に支持されている有名なカメラがある。これをフィルムを使わずなんとかデジカメで表現できないかと先日から自己流でいろいろトライしていた。トライ&エラーであれこれやってみたら、どうやらこの「引き伸ばしレンズ手持ち」撮影が中でも一番マシな方法と分かってきたのだけど、しかしやっぱり非常に使いづらい。(そりゃ当たり前だという声あり)
トイカメラをデジカメで表現するためのデジイチ用交換レンズとしてアメリカ生まれのLensbabyという、一部の人たちの間では密かな人気となっているレンズがある。ちゃんと各社別のマウントに対応していて、ハイテクとローテクがミックスされたような不思議な製品だ。ハイテクというのは、コーティングされた2枚のレンズを使っていて色収差などを抑えている点だ。おまけに開放では2.0という明るさなので夜景なども撮れそう。
ローテクというのは、絞りはいちいち絞り環を手で交換することとか、ピントなどは蛇腹の長さを撮影しながら手で操作して合焦させることなどで、レンズのマウント部には一切の電気接点を持たないから完全マニュアルレンズとなる。
でもこのレンズ、面白そうだなあ、なんだかとっても楽しい気分になりそうだなあ、やっぱり欲しいかもなあ、、、と酒を飲みながら見ていたらいつの間にかヤフオクで入札=購買していた。参ったなあ、、と言いつつ到着が楽しみだ。(^^♪