今日はせっかくの晴天だけど生憎と朝から暗くなるまでオシゴトが続いてレンズベビーで作画を試みるチャンスが無かった。とは言え、移動中のクルマの助手席からあれこれ撮ってはみた。なかなか面白いんだけど思ったような絵にするにはかなり慣れないといけないようだ。
ちなみにこれは赤信号で止まった位置から撮っている。左側がいかにもズームレンズでスローシャッターを切ったように流れているが、レンズは50mm単玉だし、カメラ位置は固定のままだ。この辺が蛇腹を持つレンズベビーのマジックなところだ。
しかしこうした特殊な効果を画面の中でどう使うかというのは撮る人のセンスがかなり要求されるのだろう。まあそれは仕方ないとしても、一番基本のピントを取るのが結構難しい。今風のオートフォーカスでピント合わせしかしたことが無い人にはかなりビックリのレンズだろうなあ。こうなるとペンタプリズムを持つ*ist
DSで良かったなあと思う。DLはもちろん、後発のK100Dなんかに至ってはいろいろな機能が加わっているが、ファインダーはペンタミラーだから、レンズベビーのような原始的なレンズでピント合わせをしようとすると難しいだろうなあ。ペンタプリズム機でもなかなかピントを取れないもの。それにしてもこれなら中央スプリットイメージを持つタイプのフォーカススクリーンと交換しようかしらん。
