某ホテルで毎週やっている演奏会にちょっとお邪魔させてもらってきた。主役は21歳の女性アルト奏者で、彼女はまだ若いのにバリバリのビバッパーなのでした。高校生のときにチャーリーパーカーを知ってゾッコンになったとか。ビバップだけじゃなくてGiant
Stepsなんていう難曲なども好んで演る。それもテンポが四分音符=308というからハンパじゃない。これを最初から最後までよどみなくバリバリと歌い上げるのだから大したものだ。
一方でボクのほうは何曲か彼女と一緒に演らせてもらったのだけど、うーん、要リハビリだなあって感じ。まあ基本的にボクはバップものはダメですしね。元からそうなのに最近はそんなのどんどん聴かなくなっていて、好んで聴くのは、聴いてて酒が呑みたくなるような雰囲気の曲とか、あまりの気持ちよさに寝てしまいそうになるような曲とか、そんなのばかりだから久々に聴くビバップのあれやこれやは、そうかやっぱり若い人は違うなあと感心してしまいました。
しかしそれにしてもやはり定期的にどこかで演奏することが今のボクには必要なことだと思う。リハビリも大事だけど本番でリハビリできたらそれが一番だものなあ。