午前中、綺麗に晴れ上がって冬特有の低い太陽光線が見事だったので、バイト帰りに河川敷公園で写真ハント。最初は遠くに見える山々が重なって青のグラデーションを演出しているのでこれを狙ったが35mmではうまく表現できず。
斜光ならではの木々の陰も面白かったのだけど、これも主題というほどにはインパクトがない。得意の青空バックのシンプル構図では何枚か撮れたのだけどなんかいつもの構図で新鮮味がない。といって無理やりのオブジェ強調もウソ臭いし、興味が湧かない人物を入れてのショットも撮ってはみたが、やっぱりやっつけ写真の匂いがする。
結局、大したものは撮れずにクルマに戻ろうとした時にこの景色に出会った。斜光といってもこれは順光に近いんだけど、光の加減で太い樹の幹に絡みついた寄生植物の枝か根か分からないがそういうのが良く観察できる。これも撮影後にJPGサイトに投稿しようとして、最初は狙いを寄生する植物側のつもりで「Parasite」にしようかとも思ったのだけど、この主役は寄生させている古い大きな樹のほうだよなと思って「the
host」とした。この写真、案外評判が良いようで、投稿して15分もしないうちにさっそくの反応があったのは嬉しいね。