昨夜、といっても本当に深夜だけど、NHKの名曲アルバムがサティの特集だったので番組をPCで留守録というか就寝録画しておいた。
今日は一日中ヒマだったので朝からそれを観ていたら、サティの音楽が流れる背景のパリ市内の映像がじっくりゆっくりと流される。なにしろ50分間もの間、ずっとパリ市内の映像なのでだんだんと一つのムードというかある種の憧れモードが強くなってしまって、それが終わったらいきなりこの本を引っ張り出して再び読み始めた。それが「パリは燃えているか?」
膨大な数の当事者に精力的な聞き込みをした上で掛かれた、第二次大戦でのパリ開放に至るまでのドキュメントでボクのお気に入りの本だ。愛読書といってもいいかもしれない。最初は映画化されたものを観てからハマったのだけどね。
この本はネットの古本屋で探して買ったものだけど、それにしてもずいぶん痛んでいる。確かにボクもあまり丁寧に本を扱うほうではないけれど、おまけにこれがもう何度目かの読書ではあるのだけど、それにしてもここまで痛んでいるのは古本として入手した当時からこうだったからだ。新品はとっくに廃刊になっているし古本もあまり出回っていないからこれでも結構貴重な本と言える。
せっかくなので読み始めて少し経ったところで記念撮影をしておいた。今日は天気もパッとしないので自転車もお休みだ。