今年も二見の「お雛様めぐり」を見てきました。今年のボク的テーマは新しくゲットしたマクロ100mmの描写を試すこと。この「お雛様めぐり」は二見の町中、約100ヶ所に合計5000体のお雛様が展示してあってそれぞれ自由に見学して回るというもの。旅館や土産物店などは分かるが普通の家でも展示してご自由にご覧下さいと書いてあったりするのはちょっと驚く。どこでも無料だけど唯一、賓日館だけは入場が有料なので300円払って、元は皇族の休憩宿泊所であった県の有形文化財でもある建物に入る。ここが展示品では一番充実している。もっとも単なる数なら一気に千体を並べた生涯学習センターにはかなわないが、あれではまるでラッシュアワーの電車みたいで風情が無い。
賓日館には新旧いろいろな人形が混み合わないようにそれぞれが独立して展示してあって、人形ごとの顔立ちや表情を確かめながら見て回る。去年は女雛だったので今年は男雛のポートレートにしてみた。違いはそれだけではなくて、撮影レンズも去年はDA70mm、今年はmacro100mmという違いがある。しかしそれにしても賓日館は薄暗いので今年も盛大に手ブレを発生させてしまった。こういう撮影の時こそ流行りの手ブレ補正付きカメラが有利だと思う。
今日はお天気も良かったのでこのお雛様めぐりにやってくる人も多く、二見の旅館街に活気が戻ったような感じさえ受けた。ところがお昼となると予約無しでも食事できますとパンフレットに書かれた旅館や飲食店のほとんどが、実際には売り切れや長時間待ちで結局二見で食事することは出来なかった。まあ、普段の二見にはこんなに人がいませんからねえ。
さてお雛様めぐりから帰って午後、日暮れにはまだ時間があったので、先日ボクのと同じビアンキ(車種は違いますが)を購入されたS氏の新車インプロに刺激されて、ボクもしばらく触れなかったアンコーラ(スポルティーフです)で走りに出る。日曜日でクルマの少ない郊外の田舎道をビュンビュンと飛ばしたりして、トップギアに入れたらフロントのディレーラー(変速機)がチェーンに接触することが分かったので、20kmほど走ってから自転車屋さんに直行して調整してもらう。ついでにやっぱりサイクルメーターも買ってしまった。これがあるといろいろ励みになるんですよねえ(^^♪。